学校歴史

2016年10月に群馬県前橋市に定員100名で開校しました。最初は入学生12名の小さな規模でしたが学生数も増え、2019年に150名に増員し、2023年4月には224名にさらに増員しました。

7+

アッコラ日本語学院の開校からの話

2016年、日本へ来る留学生が入国した直後から困ることなく、住まい・アルバイト・日本語教育など留学生活の全般に渡ってサポートできるように、そして卒業後も地域に残り活性化を担ってもらいたいという願いで、当校は生まれました。

2017年に入り、学生数が順調に増え始め、私達は日本語教育だけでなく運動会を含め様々なイベントにも力を入れるようになりました。
留学生にとって日本での生活は勉強とアルバイトの両立で余裕がない傾向にありますが、学校でイベントをすることにより息抜きをして今後の学生生活の活力にしてほしいと思っているからです。
実際に運動会ではたくさん笑って体を動かしてストレス発散にもなります。そして、仲間とのつながりを再確認し、寂しさや悩みは友人と分かち合えるようになった学生もいます。

2019年くらいからは地域での交流を活発に行うことにより、留学生への理解を深めることに力を入れる活動を始めました。同年6月に前橋カラオケワールドカップというイベントを立ち上げ、市やたくさんの企業の皆さんに協賛をいただき、大成功を収めました。異文化の者同士が共に生きるためには、知って理解することが大切です。そのきっかけを私達はどんどん作っていこうと思っています。

2020年初頭から世界でコロナウィルス感染症が流行し、留学生の入国が全くできない状況になりました。
既に学校にいる学生も学校へ来ることができず、リモートでの授業を余儀なくされ、帰国に至った学生もいます。これは学校の存続にかかわる重大な出来事だったんですが、私達日本語教師は、企業・自治体・外国の方がいるあらゆる場所へ出向き、当校の紹介と日本語教育広めるべく動きました。その結果、たくさんの企業や学習者から日本語教育ができる機会を与えていただきました。この大変な時期がなかったら、私達は気づかなかったことがたくさんあります。

そしてこの時期から、当校や同グループの国際産業技術専門学校の卒業生が当校に外国人スタッフとして就職をするようになりました。私達の指導で日本語が上達した彼らは学校のこともよく知っているので、各国への募集活動も非常に効率よく行ってくれています。今後も、こういった人材の採用を積極的に行っていく予定です。

2021年に入るとコロナウィルス感染症が少しずつ落ち着き、入国が緩和され始めました。入国前の留学生とはオンライン授業で長い期間顔を合わせていて、なかなか入国ができない中、あきらめずに渡日を待っていてくれた学生が多かったことが非常に嬉しかったです。やっと入国できて、留学生と会った時の喜びは教師生活20年以上の私でも初めて起こる感情でした。彼らのためにも、当校は質の高い日本語教育を提供し続けなければならないと強く思いました。

今後、留学生が増えていく中で初心を忘れずに、多文化共生や多様性の尊重をかかげ地域に根付いた日本語学校として精進していく所存です。

当校は歴史を書き続ける

FORM

将来のキャリアに向けて次の一歩を踏み出す準備はできていますか?